感情は、消すものではなく、燃やすもの。
「怒ってはいけない。」
「泣いてはいけない。」
「不安になってはいけない。」
私たちは子どもの頃から、感情を抑えることを教えられてきました。
だから大人になっても、
怒りを飲み込む。
悲しみを我慢する。
不安を見ないようにする。
そんな生き方が当たり前になってしまいます。
しかし、ここで一つ知っていただきたいことがあります。
感情は、消えるものではありません。
押し込められた感情は、心の奥に残り続けます。
そして、ある日突然、人間関係や仕事、病気や不安という形で表面に現れることがあります。
私はこれまで多くの方の心と向き合ってきました。
その中で確信したことがあります。
それは、
感情は敵ではない。
ということです。
怒りも、
悲しみも、
寂しさも、
恐れも、
すべて「あなたが生きてきた証」です。
だから、無理に消そうとしなくていいのです。
大切なのは、
燃やすこと。
薪を思い浮かべてください。
火をつけなければ、薪はいつまでもそのまま残ります。
でも、火の中でしっかり燃えれば、最後には灰となり、軽くなります。
感情も同じです。
感じ切ることで、少しずつ燃えていきます。
涙が出るなら泣いてください。
悔しいなら、「悔しかった」と認めてください。
悲しいなら、「悲しかった」と心に伝えてあげてください。
感情を否定するのではなく、
受け止めること。
それが、感情を燃やす第一歩です。
心が軽くなる人は、
感情が少ない人ではありません。
感情を上手に燃やせる人なのです。
もし今日、心が少し苦しいと感じたら、自分にこう問いかけてみてください。
「私は今、何を感じているのだろう。」
その答えを否定せずに受け入れた瞬間から、心は少しずつ軽くなっていきます。
次回は、
「あなたに起きる出来事には、すべて意味がある」
というテーマについて、お話しします。
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