あなたに起きる出来事には、すべて意味がある。
「どうして私だけが、こんな目に遭うのだろう。」
人生の中では、そう思いたくなる出来事があります。
大切な人との別れ。
仕事の失敗。
病気。
人間関係の裏切り。
誰もが、「あの出来事さえなければ」と思う経験を持っています。
私自身もそうでした。
順調だった仕事が崩れ、人が離れ、人生のどん底を経験しました。
当時は、その出来事に意味などあるとは思えませんでした。
ただ苦しく、毎日を生きることで精一杯でした。
しかし、時間が経って振り返ったとき、初めて気づいたのです。
あの出来事があったから、今の私がいる。
もし、あの苦しみがなければ、人の痛みは分からなかったでしょう。
もし、あの挫折がなければ、今の仕事にも出会えなかったでしょう。
人生は、起きた出来事によって決まるのではありません。
その出来事に、どんな意味を与えるかで人生は変わります。
同じ失敗でも、
「終わりだった」
と思う人もいれば、
「新しい人生の始まりだった」
と言う人もいます。
出来事は同じでも、その後の人生は大きく変わっていくのです。
もちろん、つらい最中に「意味がある」と思う必要はありません。
無理に前向きになる必要もありません。
悲しいときは悲しみ、
苦しいときは苦しんでいいのです。
ただ、一つだけ覚えていてほしいことがあります。
今は意味が分からない出来事も、いつか人生を振り返ったとき、その理由が見えてくる日があります。
だから私は、どんな出来事にも問いかけます。
「この経験は、私に何を教えようとしているのだろう。」
その問いは、苦しみを希望へと変える力を持っています。
あなたの人生に起きた出来事は、決して無駄ではありません。
その一つひとつが、今のあなたをつくり、これからの人生を豊かにする大切な経験なのです。
次回は、
「幸せな人が共通して持っている、たった一つの習慣」
についてお話しします。
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