岡本マサヨシ
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こころのてびき #9

こころのてびき #9

人間関係で疲れてしまう人に共通する心の仕組み

人と会ったあと、どっと疲れる。

相手の言葉がずっと頭から離れない。

嫌われていないか気になる。

本当は断りたいのに、つい「いいよ」と言ってしまう。

そんな経験はありませんか。

人間関係で疲れやすい人には、ある共通点があります。

それは、

相手の気持ちを、自分の気持ちより先に考えてしまうことです。

相手に合わせることが習慣になっている

「嫌われたくない」

「怒らせたくない」

「迷惑をかけたくない」

「期待に応えたい」

こうした思いが強くなると、自分が本当はどう感じているのかよりも、相手がどう感じるかを優先するようになります。

もちろん、人を思いやることは大切です。

でも、自分の気持ちを押し込めてまで相手に合わせ続けると、心には少しずつ負担がたまっていきます。

そしてある日、

「どうして自分ばかり」

「もう疲れた」

そんな感情になって現れます。

本当に疲れているのは「人」ではない

「人付き合いが苦手だから疲れる」

そう思っている人もいます。

でも実際には、人そのものに疲れているのではなく、

人といるときの自分の心の使い方に疲れている

ことがあります。

相手の顔色を読む。

言葉を選びすぎる。

空気を壊さないようにする。

相手の機嫌まで自分の責任だと思う。

これを無意識に続けていれば、疲れて当然です。

なぜ相手の顔色を気にするのか

では、なぜそこまで人の反応を気にするのでしょう。

その理由は、今の人間関係だけにあるとは限りません。

幼い頃の家庭環境。

親との関係。

学校での経験。

過去に傷ついた出来事。

「こうしなければ愛されない」

「いい子でいなければいけない」

「人に迷惑をかけてはいけない」

そんな思い込みが、いつの間にか心の中に作られていることがあります。

大人になった今も、その古い心のルールで人と接している。

だから苦しくなるのです。

自分の気持ちを先に聞いてみる

人間関係を楽にするために、すべての人と距離を置く必要はありません。

まずは、

「私は今、どう感じている?」

と自分に聞くことから始めてください。

本当は嫌なのか。

疲れているのか。

寂しいのか。

腹が立っているのか。

無理をしているのか。

相手の気持ちを考える前に、一度だけ自分の心を見てみる。

それだけでも、人との関わり方は変わり始めます。

「いい人」をやめる必要はない

優しい人が、冷たい人になる必要はありません。

思いやりのある人が、自分勝手になる必要もありません。

大切なのは、

自分を犠牲にしなくても、人には優しくできる

ということです。

自分の心を大切にしながら、相手の心も大切にする。

それが本当の意味で、無理のない人間関係です。

人間関係が苦しいと感じたとき、

「相手が悪い」

「自分が悪い」

と決める前に、

一度、自分の心の中を見てみてください。

そこには、今まで気づかなかった心の癖が隠れています。

その癖に気づくことから、

人間関係は少しずつ変わり始めます。

そして、

自分を大切にできる人ほど、人にも自然に優しくなれます。


📖 『こころのてびき』

人間関係、感情、インナーチャイルド、思い込みや観念など、私たちの生き方に影響している「心の仕組み」を、できるだけわかりやすくまとめました。

心を知ることは、自分を知ること。

自分を知ることから、人生は変わり始めます。

岡本マサヨシ

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