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ペットにも感情があります

つい最近、捨てられた犬が救助犬として活躍しているというTVが放送されているのを見ました。保健所で殺処分される寸前を救われ、救助犬になるまでのドキュメンタリーでした。

さて、今日はペットについてです。

皆さんはペットを飼ったことはありますか?

僕は子供の頃から多くの生きものを飼ってきました。

ペットは可愛いですよね。

今はゴルデンレトリバーのオスを飼っています。

年齢は8歳でいつも癒されています。

長年飼ったペットとの別れはとても寂しいです。

ペットが死んだ際に人間とペットは魂の次元が違うから死んでも同じところに行けないという説がありますが、ここ最近の僕が感じているのはそうではないように思っています。

人間だから優れているわけではないですし、動物も人間も魂で表現するなら同一です。

宇宙レべルで言うなら一つのものから形成されています。

地球上で役割が違うだけで、動物も植物も感情だってあります。

 

今から数年前、僕の美容室で金魚をつがいで飼っていたことがありました。

お店の名前が桜千道なのでメスを桜ちゃん、オスを千道くんと名付けて可愛がりました。

桜はペットショップで購入した『らんちゅう』という種類の金魚です。

大きく丸々と成長して、とても美しい美人さんです。

千道は北越谷で毎年行われる駅前のお祭りで一匹だけすくった金魚です。

大きさは桜ちゃんに比べると小さいのですが勇敢なオスの金魚です。

桜ちゃんが先に水槽で飼われて、1年後に千道くんが仲間に加わりましたが最初は互いに大きく距離を保ち様子を伺っていました。
いつの日か二匹は夫婦になりました。

毎日二匹はぴったりと寄り添い、桜は何度も卵を産みました。

水槽の大きさは2匹の金魚だけを飼うにはとても大きく、それぞれが自由に泳げるスペースがあるにもかかわらず、いつ水槽を覗いてもぴったりと二匹が重なるように泳いでいてお客様も驚くほどのラブラブ金魚です。その微笑ましい光景を見るのもお客様の楽しみの一つになり、
いつの日か看板魚となっていきました。

3年ほどたったある日のことです。

水槽を覗くとメスの桜がお腹が上になり水面に浮かんでいます。

エラの部分を見ると呼吸はしていますが泳ぐことができません。

インターネットで調べるとその症状から浮き袋病とわかりました。

金魚は逆さまに浮かんでは餌を食べることができません。

普段は餌を与えると二匹とも食欲旺盛なのであっという間にたいらげますが、

桜が食べられなくなってからオスの千道も全く餌を食べなくなりました。

 

千道は逆さまになって苦しそうに息をしている桜のお腹めがけて体当たりしています。
口先で押して元に戻そうとしているのが見て取れます。

何度トライしても元に戻らない桜めがけて体当たりを繰り返す千道。
その諦めない精神と愛に心を打たれます。

しかし、

数日後、桜が亡くなりました。

 

残された千道は水槽の中を今まで見たことがないスピードで桜を探し始めました。

桜の姿をいくら探しても見つからない。
元気だった頃、いつもぴったりと寄り添い暮らしていた桜と千道。
千道には受け入れがたい出来事だったのでしょう。

お店が閉店の時間になり水槽を覗くと泳ぎは穏やかになり普段の千道に戻ったようでした。

水槽の水を変え、新しい餌を入れてあげて『千道〜食べね』って声をかけ家に帰りました。
次の日、餌を食べたか気になりいつもより早く店に到着して水槽を覗くと千道の姿がありません。

まさかと思いお店の中を探すと水槽から数メートル離れたトイレの扉の前で千道はひからびて死んでいました。

桜が餌を食べなくなった日から自分だけ餌を食べることを拒み続けた千道。

あるだけの力を振り絞って、水槽の外に飛び出せば愛する桜がいると思いジャンプしたのでしょう。

1日前に桜を埋めたお店の植物の土の中を掘り返し、千道も重ねて埋めてあげました。

二匹はエネルギーとなり、重なりあって今もずっとお店を守ってくれています。

今から5年前にあった出来事です。

命ある者、すべてに感情があります。

みなさんが感じるように、立派に感情があるのです。

 

人間の身勝手な行動で動物を捨てることはあってはなりませんね。

私たちが寂しい、悲しいと感じるように

命ある全ての動植物も同じです。

 


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